残していくもの、繋いでいくもの。
デニムが日本で爆発的人気となった、1970年代。
職人たちは1本1本のデニムと真摯に向き合いながら
技術を向上した。
瞬く間にファッションアイテムの定番となり、
需要が増え続けた一方、作り手の供給不足に。
次第に、大量生産・大量消費の時代に突入した。
BOBSONは時代を見つめながら
効率化により、漸減していく技術を感じていた。
ーBOBSONの答えー
技術と職人たちのエネルギーは
受け継ぐべきではないか。
BOBSONに残る、先人たちが手掛けたデニムの中でも
現代では至高の価値ある技術。
今の時代への反骨心が形になった
「B-1969-XX」シリーズ。

ジーンズの歴史とは
数々の書籍等で語られているが、
真に言うなれば、真相はわからない。
高らかにこの時代背景のデザインはこうだとは
言い切れないものだ。
XXシリーズの隠れたテーマは
作られた時代背景を
深く推考することに価値がある。
人の手や想いでないと叶わない技術と
時代時代の「そうであったかもしれない」ヒントを
生地の一本一本の糸
ステッチワークの一針一針に込めて
製品にしました。
ITEM



生産性が6分の1に落ちる旧式のシャトル機で仕上げた
セルビッチデニム/赤耳
特濃のインディゴ染めデニムと微光沢があるセルビッチデニムをチョイス。
部位で運針数を変化させた
上品でインパクトがあるステッチワーク。
ピュアカッパー/純銅の打ち抜きリベット、にぶいスチール色の
二つ爪ボタン。
オンリーワンの革パッチ、シリアルナンバーの刻印。
ジーンズライカ―に向けて
どのタイミングで
どこを切り取っても楽しめる製品を
目指しました。
B-1969-XX-J 【岡山産セルビッチデニム】ジーンズ STRAIGHT SELVEDGE DENIM
B-1969-XX-J-680 【岡山産セルビッチデニム】ジーンズワンウオッシュ STRAIGHT SELVEDGE DENIM ONEWASH


セルビッチデニム ベルボトム。
生地のほつれ止めの赤耳を使うセルビッチジーンズでは
極めて稀有なベルボトムタイプ。
裾の広がり、縫い目のカーブのゆるやかさなどを
細かくこだわった。
B-1969-XX-F-680 岡山産セルビッチデニム ベルボトム ワンウォッシュ FLARE SELVEDGE DENIM ONEWASH MADE IN OKAYAMA
B-1969-XX-F-004 岡山産セルビッチデニム ベルボトム リジッド FLARE SELVEDGE DENIM RIGID MADE IN OKAYAMA



腰裏に尾錠/バックルがついている、シンチバックセルビッチジーンズ。
1993年に作られたBOBSONアースカルチャー
「RR2011」のシルエットとデザインを復刻。
少しワイド目のシルエット。
尾錠はかつてはベルトがない時代に
ウエストを絞める役割だったもの。
ひと味アクセントを加えている。
ピュアカッパーのうち抜きリベットや真鍮カラーの月桂樹のボタンに
あえてシングルステッチを随所に施した。
ジーンズの歴史があるメンフィス地方の糸で
毛羽立ちを残したデニムに仕上げたマニアックなジーンズ。
B-1969-XX-RR2011-004 岡山産セルビッチデニム シンチバックジーンズ リジット CINCH BUCKLE SELVEDGE DENIM RIGID
XXシリーズのGジャン。
袖を通すたびに目に入る赤耳が、着る人の背筋を伸ばしてくれる。
ポケット付きが多いなかあえてのポケットなしの時代デザインを採用。
ステッチインパクトと特濃インディゴの
コントラストが楽しめる一品。
B-1969-XX-G 【岡山産セルビッチ】デニムジャケット Gジャン Type 3 Selvedge Denim Jacket
B-1969-XX-G-680 【岡山産セルビッチ】デニムジャケット Gジャン ワンウオッシュ Type 3 Selvedge Denim Jacket Onewash
セルビッチのオーバーオールは、施された赤耳が全9か所。
定番のオーバーオールよりもワイドに作られており、
デニムが作業服として使われていた当時を感じられる。
ポケットも懐中時計を使用していた時代のデザインを採用。
右胸のボタンホールからチェーンを繋ぎ
左胸のポケットに懐中時計を入れた。
B-1969-XX-O 岡山産セルビッチデニム オーバーオール ワンウォッシュ SELVEDGE DENIM OVERALLS
こちらのページで紹介いたしました
ジーンズはオンラインショップにて販売しております。
生産にかなり時間がかかるため
サイズ欠けが起きやすくなっております。
ご検討のかたはお早めにご購入ください。
職人インタビューやお客様の声など合わせてお読み頂ければ幸いです。