ボブソン Bobson 歴史

【裾上げ模様】せっかくならレングスの合ったジーンズを

 

 

こんにちは。

 

今回はスタッフ私物のボブソンジーンズの裾上げ依頼があったので、その模様をブログでお伝えいたします。

実際の裾上げ依頼と同じようにやっていますので、「こんな感じでやってるんだ~」という参考に是非ご覧ください。

「家にミシンがあるからやってみたい!」という方にも参考になれば幸いです。

 

 

 

・裾上げ前の着用 

 

まずは今回裾上げしようと思っているスタッフ私物のボブソンジーンズ。

 

 

90年代頃に出てた型番で、あまり履かれてなかったものを譲り受けました。

ゆったりとしたストレートなのですが、少し裾が長くてもたつきますね。

と、いうことで裾上げしていきます。

 

 

 

 

・裾上げまでの下準備

 

ここではオンラインショップでの裾上げ依頼同様、元の裾と全く同じ幅の三つ折り、ステッチの裾上げをしていきます。

今回のジーンズは元々の裾の三つ折りが1.5cmなので、裾上げもその寸法に合わせます。

 

まずは余分な生地のカット。

カットする位置は希望寸法(今回は股下74cm)+ 三つ折り幅(1.5cm)×2 ということで、股下から77cmということになります。

チャコで線を引いて、カット。

 

 

 

作業しやすいようにアイロンでの癖つけ。

 

 

生地に癖をつけているのといないのでは縫製時のスピードも仕上がりも格段に変わってきます。

ひと手間かけることの大切さが分かりますね。。。

 

 

 

 

・裾上げ風景

 

そしてようやくミシンへ。

 金茶の糸をセットし、

 

 

 

元の裾の目幅と同じにミシンを調整。

元がシングルステッチの仕様だったので、裾上げも同じくシングルステッチで縫製していきます。

実際の裾上げ依頼も同様で、シングルステッチの商品はシングルステッチ、チェーンステッチの商品はチェーンステッチでの裾上げをおこなっています。

 

そしてぐるりと一周。

 

 

 

折り込みながら縫っていますが、このとき生地端が内側に当たる状態(完全三つ折りと言います)にするのがポイント。

ここの生地が上手くハマっていないと、折り込んだ中の生地が出てきてしまったり、縫いが綺麗な直線にならなかったりします。

 

 

脇の厚みのあるところはペンチで挟んで厚みをなくすと上手く仕上がりますよ。

 

 

無事にスタートした位置に戻ってきました。

これで裾上げは完成です。

 

 

最後に仕上げ作業。

 

脇に割りアイロンをしてシルエットを整えます。

裾もこのときにアイロンしてあげて馴染みの良い見た目に。

 

 

 

・裾上げ後の着用

 

 

 

もたつきがなくなり、スッキリと落ちるストレートになりました。

 

 

表面にあまりアタリが見られないものだったので、色合い良く仕上がりましたね。

これからアタリも出てきそうですし、もし面倒で裾上げしていないデニムがあれば、濃いうちに直しておくのがおすすめです。

 

 

 

やはりサイズ・レングスの合ったパンツは履くと気分があがります。

面倒で妥協してしまったものはタンスの肥やしになってしまいがち。

 

ボブソンでは購入時の裾上げを無料で承っております。

 

 

カートに追加した後に、備考欄にご希望を記載頂きましたら(赤線部)、指定の寸法でご対応させていただきます。

ご購入の際に裾上げが必要であれば遠慮なくお申し付けくださいね。

※裾上げした商品は原則、返品不可となります。ご注意ください。

 

 

 

以上になります。

お読み頂きありがとうございました。

 

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