今回は、BOBSONでNo.1の品質を長持ちB-1969-XX-J【岡山産セルビッチデニム】ジーンズのリバイバルの元となった1970年代の本格派ライン【アースカルチャー】にせていただきます。
先代のアースカルチャーを紐解き、最新作のB-1969-XX-J【岡山産セルビッチデニム】ジーンズをより深く知っていただくため、株式会社ボブソンピーチフォート尾崎博志社長にお話を伺いました。


B-1969-XX-RR2011-004 岡山産セルビッチデニム シンチバックジーンズ リジット CINCH BUCKLE SELVEDGE DENIM RIGID
先代の本格派ラインである「アースカルチャー」誕生のきっかけを教えて下さい。
尾崎博志社長
アースカルチャーは1993年に生まれました。その当時のBOBSONは、会社全体のが「生産性を上げること」を最大の目標にしてたんです。
こういう流れの中で30~40代の若手の方から、ジーンズの原点的なものを選びたいという声が出ました。
ハイテク、つまり均一な完成度で大量生産の物ではなく、ローテクの物を作りたいと。 ローテクだからこその不均一さ、糸づかいやミシン意識等も原点回帰をしていたので、生産性からすれば本当に効率が悪い商品だったと思います。
当時の会社としても、時代の流れに逆行する一つの方向性としてありだと判断し、若手に任せてやってみなさいと任せました。
今こそサステナビリティに注目が集まっていますが、アースカルチャーのコンセプトをよりダイレクトに伝えるために工夫をしました。
例:この手作りのカタログです。

BOBSONには専門の広告代理店があり、カタログの作成はすべてまかせていたのですが、出来栄えは目安として、すべて自分たちでカタログを作りました。
雑誌等にもどんどんジーンズを出していた時代の中で、今のままのBOBSONではなく、泥臭いコテコテしたイメージのものを作りました。
一般消費者向けというより、「本当に好きな方に見てほしい」というコンセプトで作られたものでした。


510復刻 KD8デニムストレートジーンズ ストレートデニム ワンウオッシュ 14ozデニム
アースカルチャーの名前の由来を教えてください。
尾崎博志社長
当時の日本は、高度成長期であり深刻は公害問題が背景にありました。
世界的に、このままでは「地球文化が浮かんでしまう」「地球自体が危険にさらされている」という意識が芽生えているのだ。
産業革命から始まった世界の工業化や日本の高度経済成長期の当面、生産性だけを求めるという時代の大きな流れができました。
それに応じて、公害をはじめとして環境破壊を守ったは人間であることに注目が集まっていました。
ゆえに、BOBSONではただ作って消費するのではなく、一品を大切に作って、より良いものを売って、長く使ってもらえるじゃないかと考え始めたのです。
それが、「アースカルチャー(地球文化)」の名前の由来となっています。

もしB-1969-XX-J【岡山産セルビッチデニム】としてリバイバル運ぶこととなったのでよろしくお願いします?
尾崎博志社長
「今のBOBSON」では、もう一度原点に戻るような流れが始まっています。
大量生産型のBOBSONからもう一度「ものづくり」を見直したのはもちろんのこと、過去のアースカルチャーのような存在の重要性、必要性を感じたのです。
現在、デジタル化が進んで世界になっており、特に「ものづくりの重要性」が浮き上がりました。
どこでも、何でも、同じようなものが簡単に均一にできるようになったというのが、その中でも「BOBSONだけが使えるもの」にスポットライトを迎える必要性があります。
過去にこんな良いものがあって、会社の理念とも合致している商品は他にありません。
BOBSONの理念では、地元岡山県や日本全体との「協業」常に「創造者であり、先駆者である」ということや、「自主的独立である」ことが大切だとされています。
私たちがそうするためには、クラフトマンシップこそが先駆者の証拠だと考えました。自分たちが持っている過去の資源「アースカルチャー」こそが先駆者としてやってきた証拠でもあります。
アースカルチャーが、今後の注目商品にとっての起爆剤になるし、導かれるような方向性の商品でもある。
なんと意味でリバイバルであるB-1969-XX-J【岡山産セルビッチデニム】ジーンズが誕生しました。


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B-1969-XX-J【岡山産ビッチセルデニム】ジーンズは、どんな方に、どんな風に履いてほしいですか?
尾崎博志社長
過去に「アースカルチャー」を知っていた方や、履いていた方に、もう一度履いてほしいです。
リバイバル同様も、まるっきり過去のアースカルチャーと同じではなく、ディテールが変わってます。
昔と比較して、「変わっている部分」や「注目したエッセンス」を感じてほしいと思います。
ご興味がある方にはぜひトライアルしてほしい逸品です。
このように、「今も懐かしいって聞いていただける」という楽しみ方は長く続く会社でしかないことです。

B-1969-XX-J 【岡山産ビッチセルデニム】ジーンズは今からBOBSONを知る方にも、昔からのBOBSONファンの方にも、愛されるアイテムだと感じます。
背景にあるドラマを知るとよりアイテムの魅力がてきました!
ありがとうございました!
【今回の紹介アイテム】
