BOBSON WOMAN’S グランドオープン
― 新たなボブソンの始まりを、あなたとともに ―
2025年10月10日。
BOBSON WOMANは、公式WEBストアをグランドオープンいたしました。
8月1日のプレオープンから約2か月。
限られたラインナップの中でも、多くのお客さまにBOBSON WOMANのデニムを手に取っていただけたことを、心から嬉しく思います。
お客さま一人ひとりの声が、これからのBOBSONをかたちづくる原動力になっています。

プレオープンで寄せられた声
実際に穿いてくださった方からは、
・「脚がまっすぐ見える」
・「若作りじゃなく、自然に“私のデニム”になった」
・「気になる部分がすっきり見えた」
といった嬉しいお声をいただきました。
この言葉ひとつひとつが、BOBSON WOMAN’Sが目指す
“無理をしないのに、ちゃんと素敵でいられるデニム”
という理想を、確かなかたちで示してくれています。
デニムは、ただの衣服ではなく、その人の生き方を映すもの。
だからこそBOBSON WOMAN’Sは、
「穿いた瞬間、自分らしくいられる一本」を追求してきました。
それはトレンドではなく、女性の心と身体に寄り添うためのデザインです。
岡山・倉敷から始まったボブソンのものづくり

BOBSONの物語は、戦後間もない1945年(昭和20年)、岡山県倉敷市で始まりました。
創業者は尾崎利春・尾崎宗次郎兄弟と、利春の妻の弟である吉田清一。
彼らが立ち上げた小さな縫製工場「山尾兄弟会社」が、現在のBOBSONの原点です。
創業当初は学生服や作業服を手がけ、「サクラサンエー」ブランドとして販売。
さらに、アメリカ陸軍士官学校(ウェストポイント)の制服ズボンを参考にした「U.Sズボン」を開発するなど、時代に先駆けた洋装づくりに取り組みました。
1960年代後半、日本にジーンズブームが訪れようとしていた頃。
創業者たちは、その流れをいち早く感じ取り、1969年(昭和44年)に「BOBSON(ボブソン)」の商標を出願。
翌1970年、ジーンズの製造・販売を開始しました。
1971年には「BOBSON」ブランドを本格展開し、1973年に社名を「株式会社ボブソン」へ変更。
「日本人の体型に合う、本格的な国産ジーンズ」として、瞬く間に人気を集めていきました。

1970〜80年代には、国内デニムブランドの代表格として全国に広がり、BOBSONのロゴは“国産ジーンズの象徴”として親しまれるようになります。
その背景には、岡山の職人による確かな技術と、素材へのこだわりがありました。
技術と挑戦の歴史
BOBSONのものづくりを支えてきたのは、“手仕事”の力です。
糸の太さ、縫い目の深さ、色落ちのバランス──。
すべての工程に職人の技術と経験が息づいています。

1992年には東レと共同で、綿にレーヨンとポリエステルを混ぜた柔らかな「04ジーンズ」を開発。
それまで「硬い」「無骨」とされたジーンズに、新しい表情と快適さをもたらしました。
「04ジーンズ」はその柔らかさから、女性にも多くの支持を得て大ヒット。
“履き心地のよいBOBSON”というイメージを定着させました。
一方でBOBSONは、F1やJリーグなどのスポーツシーンにも進出。

挑戦と革新を象徴するブランドとして、常に時代の先を見つめてきました。
2000年代に入ると、ファストファッションの台頭により価格競争が激化。
それでもBOBSONは、岡山で生産を続けるという選択をしました。
効率ではなく“本物の価値”を守るために。
その姿勢こそが、長く愛される理由です。
WOMANライン ― 現代のボブソンへ

そして今、BOBSONが新たな挑戦として立ち上げたのが「BOBSON WOMAN」です。
このラインは、長年の技術と伝統を受け継ぎながら、現代女性のリアルなライフスタイルに寄り添うために生まれました。
女性の体を締めつけず、自然に美しいラインを描く立体設計。
シルエットの中に“安心感”と“品”を両立させた新しいパターン。
それがBOBSON WOMANのデニムです。

私たちが目指したのは、特別な日に着る一本ではなく、日常を共にする一本。
家事の合間にも、通勤にも、休日にも。
いつもの服に自然に馴染み、履くたびに自分らしさを取り戻せるようなデニム。
その静かな強さが、BOBSON WOMANの魅力です。
2025年11月、新しいBOBSONへ

BOBSON WOMAN’Sのグランドオープンから数週間後の2025年11月1日。
私たちは、会社の商号を「株式会社ボブソンピーチフォート」から「株式会社ボブソン」へ変更しました。
この変更は、単なる名称の更新ではありません。
BOBSONの原点にもう一度立ち返り、“本物のデニムブランドとして再出発する”という意志の表れです。
創業の地・岡山で受け継がれてきた技術。
そして、現代の女性たちが求める軽やかさと品。
それらをひとつに結ぶ象徴として、BOBSON WOMANは新しい時代のBOBSONを体現しています。
「BOBSON」という名に戻ることは、原点回帰であると同時に、未来への挑戦。
これまでの伝統を誇りに、新たな価値をつくり出していくという決意です。
BOBSON WOMANは、その第一歩として生まれました。
最後に
BOBSONがつくるジーンズは
あなたの日々を支え、時間とともに味わいを増していく“相棒”のような一本です。
流行に流されることなく、価値で選ばれる存在でありたい。
それが、BOBSONが掲げる変わらぬ美意識です。
どうぞ、BOBSON WOMAN’SのWEBストアで“あなたの一本”を見つけてください。
