夏になると服装だけでなく足元まで軽やかになり、肌見せできるものが増えてきます。
サンダル、ミュール、ヒールと女性は特にお洒落の幅が広いと感じますね。
特にジーンズを履くときなどは、ジーンズがシンプルなデザインの分、足元のコーディネートにはこだわりを見せたいところ。
そこで突然ですが、「サンダル」と「ミュール」と「ヒール」の違いを皆様はご存知でしょうか?
何気なく生活している中にあるファッションアイテムの「名前」には全部意味があって、分類がきちんとされているんです。
今回は、この感動を勝手ながら共有させていただきます。
サンダルの意味とは?【白いフェミニンサンダル×ジーンズ】
サンダルは「板」を意味するギリシャ語「sandalion」に由来するようです。
起源は諸説あるのですが、紀元前2000年のエジプトで熱い砂から足の裏を保護するために、板で作られたサンダルが始まりと考えられています。
そのため、サンダルの定義は、「足全体を包まず紐やバンドで足に固定する履物の総称」。
日本では1932年頃から木製のサンダルが作られるようになり、1950年頃からビニール製が作られ、その便利さから広く知られるようになったそうです。
ビーチサンダルを筆頭に、サンダルと言えば「さっと履けてレジャーにも普段使いにも便利」なイメージがありますね。
フラットな形が売りのサンダルは、やはりさっと履ける便利さが一番のポイント。
足の甲にある一本のベルト部分のおかげで、カジュアルになりすぎず可愛らしさと上品さを残しているところがお気に入りです。
このサンダルは、真っ白ではなく生成り色のため、夏の日に焼けた肌色にもなじんでくれます。
夏は明るいカラーの服装が多くなるので、足元やバッグ等には雰囲気を引き締めるような落ち着いたカラーを選ぶのが正解ですね。
ミュールの意味とは?【サーモンピンクのミュール×ジーンズ】
ミュールの定義は「つま先部分は生地があって、かかと部分には生地がなく、ヒールのある履物」です。
ヒールのあるサンダルと考えたら覚えやすいですね。
足が蒸れずに快適に過ごせる上に、かかとが高くなりスタイルアップもできるミュールは、夏のマストアイテムとも言えるでしょう。
オレンジがかったピンクのミュールは、夏のロングバケーションにも持っていきたい「気分が上がるカラー」です。
派手色も、足元に合わせることで抵抗なく取り入れることができますね。
ジーンズがカジュアルでシンプルな印象の分、足元はドレッシーで派手目にコーディネートしたくなります。
ヒールの意味とは?【イエローのハイヒール×ジーンズ】
ヒールとは、かかとが高い履き物の総称。
サンダルでもミュールでも、一般的にはかかとの高さが6cm以上あれば「ハイヒール」とみなされます。
エレガントなスタイルを楽しみたい時や、脚のラインを美しく演出したい時にはハイヒール。
ゴールドにも似た目を引くイエローのハイヒールは、ジーンズのインディゴカラーと相性抜群です。
ジーンズを履くようなカジュアルシーン以外にもイエローのハイヒールはオススメ。
オフィスカジュアルなコーデと合わせたり、パーティーシーンに合わたりしてもgood。
ジーンズのインディゴカラーように濃い色やダークなカラーと合わせると、コーデの格が上がること間違いなし。
さいごに
ここまでウンチクの披露にお付き合いいただきありがとうございました。
ジーンズの世界を通して「ファッション業界の専門用語って意外と多いんだな」と感じます。
それに加えて、ひとつひとつの用語をニュアンスで覚えてしまいがち。
皆様もジーンズを出発地点にしてファッションの世界に興味を持っていただければ嬉しいです。
今回の着用アイテム
プレミアムジーンズ テーパードストレート ワンウォッシュ / レディース
困った時にはいつも頼ってしまう救世主、ワンウォッシュジーンズ。
BOBSONのテーパードは、比較的ハイライズなデザインなので、腰の位置が高く見えます。
その結果、足のラインが綺麗に見えるため、足長効果まであるんです。
本当にいい仕事をしてくれる贅沢な一本。
2022年の春夏トレンドには「デニム」も入っていますので、トレンドど真ん中のワンウォッシュジーンズを是非ともお試しください。
張りポケベルボトムジーンズ550型復刻 レトロハイブリーチカラー/ユニセックス
張ポケベルボトムジーンズ550型は、復刻したデザインがとにかく可愛いことが特徴。
貼り付けたようなポケットと、中央に並んだ4つのボタンがレトロ感を醸し出しています。
特に、BOBSONのレトロハイブリーチは色味が絶妙なバランスで、夏コーデに大切な「軽やかさ」をとことん引き出してくれるはず。
加えて、ライトトーンのボトムスはどんな色のトップスにも合わせることができます。
夏は毎日履きたいくらいに便利な一本です。